『瞳子髎(どうしりょう)』【芦屋・西宮 鍼灸香春】

【胆経。面部。外眼角の外方5分。骨の陥凹部に取穴する】
胆経最後のツボは、眼の病、頭痛などによく効く『瞳子髎』です。
頭痛に効果のあるツボというのは多々ありますが、古典鍼灸では胆経の変動がある時の頭痛に
効果があるとされます。胆経は頭の側面に分布しているので、本穴が偏頭痛に効果が高いとされる
のはそのためです。つまり、痛む所に刺すというやり方は、直接経絡にアプローチするという意味
では有効な方法といえます。ただ、経絡の変動が、その根っこにある臓腑のトラブルが原因の場合、
経絡だけを処置しても、すぐに元に戻ってしまうため、あまり意味がありません。

また、肩や腰、足のトラブルが原因の頭痛というのもありますから、単に痛みの現場だけの処置
ではやはり効果が上がりません。
腰痛だからと腰のマッサージを希望される方は多いですが、スッキリ感だけで、また元に戻って
しまうのは、臓腑や他部位のトラブルといった、身体の中にある連続性にアプローチできていない
ためです。


(『鍼灸経穴名の解説(高式国)』『鍼灸孔穴類聚(松元四郎平)』『鍼灸集錦(鄭魁山)』
『経絡経穴の近代的研究(濱添圀弘)』『鍼灸臨床取穴図解(小野田正、池田久衛)』
『経穴の使い方・鍼の刺し方(鍼灸素霊会)』)
芦屋・西宮 鍼灸 香春(こうしゅん)【JR芦屋徒歩6分】


