『肩中兪(けんちゅうゆ)』【芦屋・西宮 鍼灸香春】

【上背部。第7頚椎棘突起下縁と同じ高さ。後正中線の外方2寸に取穴する】
『肩外兪』よりも少し内側、つまり背骨寄りに位置するため『肩中兪』と名付けられたようです。
両穴は、正座して首を曲げ、俯く姿勢で取穴します。これはとても重要なことで、本穴は僧帽筋や
肩甲挙筋といった抗重力筋と関係が深いのですが、寝たままの姿勢ではこれらの筋肉が機能しません。
そのため、臥位では本当にトラブルを起こしているポイントが分かりにくく、単純に教科書通りの
ポイントに鍼を打つだけとなり、まず効果が出ません。

本穴は筋肉、支配神経、位置などがほぼ『肩外兪』と同じであるため、使い方も刺し方もほぼ同じ
です。これらのツボは筋肉を機能させた上で、動きが悪くなっているポイントへ刺鍼するのが効果的
ですので、区別して用いる意味が薄いと思われます。

(『鍼灸孔穴類聚(松元四郎平)』『経絡経穴の近代的研究(濱添圀弘)』
『鍼灸臨床取穴図解(小野田正、池田久衛)』『鍼灸集錦(鄭魁山)』
『鍼灸経穴名の解説(高式国)』『経穴の使い方・鍼の刺し方(鍼灸素霊会)』)
芦屋・西宮 鍼灸香春(こうしゅん)【JR芦屋徒歩6分】



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