特徴
鍼灸香春では、不調や痛みの原因は季節や気候の悪影響と体質的弱点にあると考えています。
冷えるとお腹を下す、乾燥すると肌が荒れる、雨の前に頭が重い、春先の憂鬱感などですが、
実は腰痛や関節痛、五十肩などにも大いに影響しています。夜に肩が痛む、
雨の日や湿気で古傷が疼く、冷えると膝が曲げられない、階段が怖いなどがそれにあたります。
そういった気候の悪影響がその方の体質的弱点を突いて、不調として現れます。
冷え症で熱いお風呂に入っても身体の芯が温まらないという場合、
全身が完全に冷え切っている方なら寒気、加えて胃腸が弱いなら食欲不振や下痢、
手足の冷えになります。
同じ冷え症でも手足などが冷えるわりに胸がざわざわしたり動悸やドキドキ、
不安感がある方は、ストレスで精神的な負荷がかかっている場合があります。
同様のケースで咳が出たり、痰が絡んだり、喉が渇いたりする場合もあります。
呼吸器系のトラブルを抱えている場合ですね。
足が冷えるのにのぼせるという方もおられますし、アトピーが悪化するという方もいます。
気候の悪影響はどれも『冷え』ですが、その方の弱点によって発症する症状は異なるわけです。
当院では脈診、舌診などの東洋医学的検査を主に用いて、あなたに影響している元凶と
体質的弱点を判断して施術方針を組み立てます。
冷えているなら温めるのはセオリーですが、足が冷えて逆上せる方の足を温めると
却って逆上せが悪化したりします。頚コリがひどくてもそれは胃腸が悪いのか、
水分代謝の低下や痰によるのか、精神的ストレスを処理できなくなっているのか、
皮膚表面の冷えによって筋肉の熱が発散できていないのか、すべて処置内容が異なります。
鍼灸香春では、伝統的な鍼灸術、漢方医学を用いてあなたの苦痛を取り除いてゆきます。
季節と気候の悪影響を取り除き、炎症を治め、局所の処置をして自律神経を回復させ、
あなたの体質的弱点を改善するという、古来からの方法を採用しています。
芦屋 鍼灸 香春(こうしゅん)【JR芦屋徒歩6分】