『絲竹空(しちくくう)』【芦屋・西宮 鍼灸香春】

 【三焦経。頭部。眉毛外端の陥凹部に取穴する】

 本穴は現在では三焦経に分類されていますが、昔は一説に胆経ともされていたようです。どちらも

少陽経に属し、両経の交会穴でもありますから、大きな間違いとはいえませんが、時代や人によって

取り扱いが異なるツボだったようです。

 

 そんな『絲竹空』眼病の主治穴になります。角膜炎緑内障にも用いていたようです。位置的に

顔面神経痛、三叉神経痛にも効果があるとされます。

 

 『絲竹空』の「絲」は細絡を意味するとされるため、眼の周囲の血液循環が悪くなって病を得ている

ケースでは、『太陽穴』と一緒に刺絡をして血を数滴漏らすことがあります。やり過ぎると血が止まら

なくなり、急激に行うと貧血を起こすことがあるので注意が必要ですが、当院では頭痛、眼精疲労では

よく使っています。ただ、禁灸穴に指定されており、失敗すると失明するそうです。まあ、そんなことは

ないでしょうが、十分に気を付けて行うべきでしょう。

 

 【主治・効能】

・眼の病、頭風、小児驚癇。小児天吊(高熱、痙攣、白目をむく)に、眉上三鍼

・眼病を主る。角膜炎、網膜炎、緑内障、風眼、眼球痛痒、涙管漏

 顔面・三叉神経痛、眉弓部の神経痛、眩暈、歯痛

・眼病を主る。顔面・三叉神経痛、頭痛、偏頭痛、眩暈、歯痛

・頭痛、眼病

・頭痛、眩暈目赤腫痛、風に触れて流涙、眼瞼震顛、顔面神経麻痺、近視、網膜出血、視神経萎縮など

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