『絲竹空(しちくくう)』【芦屋・西宮 鍼灸香春】

【三焦経。頭部。眉毛外端の陥凹部に取穴する】
本穴は現在では三焦経に分類されていますが、昔は一説に胆経ともされていたようです。どちらも
少陽経に属し、両経の交会穴でもありますから、大きな間違いとはいえませんが、時代や人によって
取り扱いが異なるツボだったようです。
そんな『絲竹空』は眼病の主治穴になります。角膜炎や緑内障にも用いていたようです。位置的に
顔面神経痛、三叉神経痛にも効果があるとされます。

『絲竹空』の「絲」は細絡を意味するとされるため、眼の周囲の血液循環が悪くなって病を得ている
ケースでは、『太陽穴』と一緒に刺絡をして血を数滴漏らすことがあります。やり過ぎると血が止まら
なくなり、急激に行うと貧血を起こすことがあるので注意が必要ですが、当院では頭痛、眼精疲労では
よく使っています。ただ、禁灸穴に指定されており、失敗すると失明するそうです。まあ、そんなことは
ないでしょうが、十分に気を付けて行うべきでしょう。


