『居髎(きょりょう)』【芦屋・西宮 鍼灸香春】
【胆経。上前腸骨棘と大転子頂点の中点に取穴する】
前回ご紹介した『環跳』はお尻に位置するツボでしたが、これを『裏環跳』と呼びます。現代では、この
『裏環跳』が正式な環跳穴となっているのですが、では「表」はどこにあるのかというと、本穴『居髎』の
すぐ傍にあります。昭和の先生方の本を読んでいると、この「表」を正式な環跳穴と紹介していることが多く、
効果も『居髎』とほぼ同じと記載されています。両穴は混同されて用いられていたのではないかと思われます。
効果があるのは腰痛、坐骨神経痛、膝関節炎、股関節痛、肋間神経痛などとされますが、『環跳』と比較
すると、五十肩などの上肢の疾患には効果がないとされています。
(『鍼灸孔穴類聚(松元四郎平)』『経絡経穴の近代的研究(濱添圀弘)』
『経絡経穴の近代的研究(濱添圀弘)』)『鍼灸経穴名の解説(高式国)』
『鍼灸集錦(鄭魁山)』『慢性病の漢方・鍼灸療法(藤平健ほか)』)
芦屋・西宮 鍼灸 香春(こうしゅん)【JR芦屋徒歩6分】
芦屋・西宮 鍼灸香春(こうしゅん)【はり灸専門】
芦屋市大原町の鍼灸院。JR芦屋駅より徒歩6分。東洋医学(鍼灸、漢方)で、首コリ、肩コリ、五十肩、腰痛、ぎっくり腰、膝痛、季節の不調、自律神経失調症、頭痛、耳鳴、めまい、鬱、不眠などに対応します。芦屋、西宮、東灘、灘区、神戸、宝塚などで鍼灸院をお探しの方へ。