『風市(ふうし)』【芦屋・西宮 鍼灸香春】

【胆経。大腿外側。直立して腕を垂らし、手掌を大腿部に付けた時、中指の先端が当たる所に取穴する】
「諸風を治す」といわれ、風邪による疾患にとって重要となるツボです。
風邪の病というのは、麻痺や知覚障害、掻痒、引き攣り、中風、脚気、半身不随などの疾患を指します。
これらの病は風に吹かれて身体を守る衛気が消し飛んでしまい、血(ケツ)や水(スイ)が循環しなくなって
発症したものがほとんどです。その意味では外から吹かれた風の影響で発症した症状には適応しますが、
逆にいうと、内から発症した風の病(内傷)によるものにはあまり効果がないとされます。
ツボひとつについても、この辺りを見極めて用いなければよい効果は出せないのです。


(『鍼灸孔穴類聚(松元四郎平)』『経絡経穴の近代的研究(濱添圀弘)』
『鍼灸経穴名の解説(高式国)』『鍼灸集錦(鄭魁山)』
『経穴の使い方・鍼の刺し方(鍼灸素霊会)』)
芦屋・西宮 鍼灸香春(こうしゅん)【JR芦屋徒歩6分】
芦屋・西宮 鍼灸香春(こうしゅん)【はり灸専門】
芦屋市大原町の鍼灸院。JR芦屋駅より徒歩6分。東洋医学(鍼灸、漢方)で、首コリ、肩コリ、五十肩、腰痛、ぎっくり腰、膝痛、季節の不調、自律神経失調症、頭痛、耳鳴、めまい、鬱、不眠などに対応します。芦屋、西宮、東灘、灘区、神戸、宝塚などで鍼灸院をお探しの方へ。